2023年度 / 2022年度 / 2021年度 / 2020年度 / 2019年度 / 2018年度 / 2017年度 / 2016年度 / 2015年度 / 2014年度
2013年度 / 2012年度 / 2011年度 / 2010年度 / 2009年度 / 2008年度 / 2007年度 / 2006年度 / 2005年度 / 2004年度

2011年度研修会・学術集会

第42回専門医・認定医生涯教育研修会

日 時 2011年5月28日(土) 13:30〜16:40
会 場 大阪市立大学 医学部学舎 4階 大講義室
大阪市阿倍野区旭町1-4-3
TEL: 06-6645-3984
JR「天王寺」駅、大阪市営地下鉄「天王寺」駅、近鉄「阿部野橋」駅より徒歩10分
演題 1.『関節軟骨損傷とその修復』
武庫川女子大学健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科教授  脇谷 滋之 先生
2.『半側空間無視のリハビリテーション』
武蔵村山病院リハビリテーションセンター リハビリテーション科 科長  新舍 規由 先生
3.『心不全の病態と治療−急性期治療と慢性期治療−』 
大阪市立大学大学院医学研究科循環器病態内科学講師  花谷 彰久 先生
認定単位 30単位
参加費 1000円
受講料 3000円(30単位一括)
担当幹事 隅谷 政(大阪市立大学医学部附属病院)


第43回専門医・認定臨床医生涯教育研修会

日 時 平成23年7月9日(土) 13:30〜17:00
会 場 ピアザ淡海(おうみ)
〒520-0801 滋賀県大津市におの浜 1-1-20
TEL:077-527-3315
京阪電車石場駅から徒歩約5分 JR大津駅から京阪・近江バスなぎさ公園線約8分「ピアザ淡海」下車、またはタクシーで約5分
演題 講演1 :リハビリテーションと感染対策
金沢医科大学 感染症科 教授 飯沼由嗣先生
講演2:介護負担から考えるリハビリテーション
札幌医科大学 リハビリテーション科 助教 土岐めぐみ先生
平成23年度 総会<近畿地方会>:
  •      ・平成22年度事業報告および収支決算について
  •      ・平成23年度事業計画および予算について
  •      ・幹事/監事 改選について      など
講演3 :急性期から緩和ケアまで −リハへの思い−
NTT東日本関東病院 リハビリテーション科 部長 稲川利光先生
認定単位 30単位
参加費 1000円
受講料 3000円(30単位一括)
担当幹事 大塚 信一(大津赤十字病院 リハビリテーション科)


第31回学術集会および専門医・認定臨床医生涯教育研修会

日 時 2011年9月17日(土) 12:30〜18:00
会 場 中外製薬大阪支店 12階会議室
(大阪府大阪市淀川区宮原3-3-31)
TEL: 06-6350-6355
地下鉄「新大阪」駅(4番出口)より徒歩3分,JR「新大阪」駅より徒歩8分
詳細1 1. 一般演題

演題申込要領:
E-mailにて近畿大学リハビリテーション科上田昌美宛(m-ueda@med.kindai.ac.jp)までお送りください。
必ず受信確認の連絡を1週間以内にいたしますので、万一受信確認の連絡がない場合には、下記まで電話連絡をお願いいたします。
(近畿大学リハビリテーション科 上田まで072-366-0221(内線3212))

演題受付:2011年8月5日(金)まで
認定単位:10単位予定(筆頭演者はさらに年度末自己申請により1演題10単位)
発表形式:Mac PCの方は必ずご自身のPCをお持ちください。 Windows の方はPCでもUSBメモリーのみでも受付可能です。
詳細2 2. 教育講演

講演内容:
1.「嚥下の運動学とリハビリテーションのトピックス」
浜松市リハビリテーション病院院長 藤島 一郎 先生
2.「呼吸リハビリテーションの実際とその問題点」
近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科講師 東本 有司 先生
3.「救命救急でのリハビリテーションの意義」
横浜市立大学附属病院リハビリテーション科 准教授 菊地 尚久 先生
認定単位 30単位
参加費 1000円
受講料 3000円(30単位一括)
担当幹事 福田 寛二(近畿大学医学部整形外科 リハビリテーション科)


第44回専門医・認定臨床医生涯教育研修会

日 時 2011年10月15日(土)  14:00〜17:00
会 場 兵庫医療大学 オクタホール
(兵庫県神戸市中央区港島1-3-6)
TEL:078-304-3000(代表)

新幹線新神戸駅よりタクシーにて約20分
三ノ宮駅よりポートライナーにてみなとじま(キャンパス前)駅下車、
徒歩約15分。
演題 1.『Neuro-rehabilitationの展開としてのCI療法』
兵庫医科大学リハビリテーション医学教室教授 道免和久先生
2.『脊椎疾患のEBM』
独立行政法人国立病院機構 大阪南医療センター院長 米延策雄先生
3.『摂食・嚥下リハビリテーション Up to Date』 
藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座教授 才藤栄一先生
参加費 1000円
受講料 3000円(30単位一括)
担当幹事 野ア 園子(兵庫医療大学 リハビリテーション学部)


日本リハ医学会近畿地方会 専門医・認定臨床医生涯教育研修会

日 時 2011年11月5日(土)15:30〜17:30
会 場 生田神社会館
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手1-2-1
TEL:078-391-8765
JR 「三宮」駅より北東へ徒歩約5分
地方会幹事(所属) 村尾 浩(神戸学院大学 総合リハビリテーション学部)
演題 1.「脳外傷における社会的行動障害」
名古屋市総合リハビリテーション事業団附属病院 第一リハビリテーション 部長 小川 鉄男 先生

2. 「足部骨関節傷害の診断と治療−早期社会復帰をめざして−」
春秋会 城山病院整形外科 部長 熊野 穂積 先生
参加費 1,000円
受講料 2,000円(20単位一括)
※当日は同じ会場で兵庫県リハ医会学術集会が開催されます。


日本リハ医学会近畿地方会 専門医・認定臨床医生涯教育研修会

日 時 2011年11月20日(日) 13:00〜17:30
会 場 京都府立医科大学付属図書館ホール
(京都市上京区河原町通り広小路西入る)
TEL:075-212-5400
京阪線「神宮丸太町」下車15分。
JR「京都」、阪急線「河原町」より市バスにて府立医大前下車2分
地方会幹事 武澤 信夫(京都府リハビリテーション支援センター)
演題 1. 「嚥下障害に対するリハビリテーション」
藤田保健衛生大学 准教授 青柳 陽一郎 先生

2. 「CI療法から考察する回復期リハビリテーション病棟とリハビリテーション専門医療」
兵庫医科大学 教授 道免 和久 先生
参加費 1,000円
受講料 2,000円(20単位一括)
※当日は同じ会場で京都地域リハビリテーション研究会が開催されます。


第32回学術集会および専門医・認定臨床医生涯教育研修会

日 時 2012年3月10日(土) 12:30〜18:00
会 場 奈良県立医科大学 厳橿(いつかし)会館
(奈良県橿原市四条町840:大学敷地から国道169号を隔てた東側)
TEL: 0744-22-3051
近鉄八木駅から「医大病院前」(奈良交通バス)下車、徒歩3分
JR桜井線畝傍駅下車、徒歩約10分〜15分
詳細1 演題申込要領:
E-mailにて奈良県立医科大学リハビリテーション部堀川博誠宛 (horikawa@naramed-u.ac.jp)までお送りください。
必ず受信確認の連絡を1週間以内にいたしますので、 万一受信確認の連絡がない場合には、下記まで電話連絡をお願いいたします。
(奈良県立医科大学リハビリテーション部 堀川まで0744-22-3051(内線3300))

演題受付:2012年1月27日(金)まで
認定単位:10単位予定(筆頭演者はさらに年度末自己申請により1演題10単位)
発表形式:Mac PCの方は必ずご自身のPCをお持ちください。
Windowsの方はPCでもUSBメモリーのみでも受付可能です。
詳細2 1.「脳腫瘍の治療 - 挑戦と限界 -」
大阪市総合医療センター脳神経外科 部長 岩井 謙育 先生

2.「足部・足関節スポーツ傷害と競技復帰へのリハビリテーション」
奈良県立医科大学整形外科 講師 熊井 司 先生

3.「痙縮に対するボツリヌス療法」
滋賀県立成人病センターリハビリテーション科 部長 中馬 孝容 先生
参加費 2,000円
受講料 3,000円(30単位一括)
担当幹事 堀川 博誠(奈良県立医科大学 リハビリテーション部)



その他の研究会・研修会

第56回京都運動器疾患フォーラム

主催責任者 長谷 斉 [京都府立医科大学大学院医学研究科 運動機能再生外科学(整形外科学教室) ]
日 時 2011年4月18日 18:30〜19:30
会 場 京都ホテルオークラ
(京都府京都市中京区河原町御池)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 日本イーライリリー株式会社
事務局 京都運動器疾患フォーラム 担当者:藤岡 幹浩
〒602-8566 京都市上京区河原町通広小路梶井町465 京都府立医科大学整形外科内
TEL:075-251-5549/FAX:075-251-5841
演題・講演者 スポーツ選手における足関節傷害
奥田 龍三 [大阪医科大学診療准教授(整形外科学教室) 准教授]

抄録:
スポーツ選手の足関節傷害、特に慢性的な傷害は単一の病態によるものではなく、種々の併存症を伴って複数の病態が混在して発症していることが少なくない。そこでスポーツ選手における代表的な足関節傷害を挙げてこれらの診断、治療および成績について述べるとともに、これらの傷害に伴いやすい併存症についても言及する。さらにスポーツ活動への復帰に欠かせないアスレチック・リハビリテーションの実際についても解説する。
資 格 リハ科専門医以外(大学の講師(非常勤含)以上)


滋賀県のリハビリテーションを推進する医師の会 第5回研修会・第3回総会

日 時 2011年6月11日 16:30〜18:30
会 場 ピアザ淡海 3階大会議室
(滋賀県大津市におの浜 1-1-20)
会 費 参加費 1,000円
日本リハ医学会生涯教育10単位 1,000円(参加費とは別途必要)
日本医師会生涯教育(1.5単位:10,14,29)適用
問い合わせ 滋賀県立成人病センター リハビリテーション科
担当者:中馬 孝容
TEL:077-582-5031
詳細 ・16:30〜16:40
<情報提供>認知症治療剤におけるアリセプトの位置づけ [エーザイ株式会社]
・16:40〜17:00
  滋賀県のリハビリテーションを推進する医師の会 第3回総会
・17:00〜17:30
  <ミニレククチャー>非薬物療法のための認知症の理解と対応   [藤本クリニック 理事長 藤本 直規 先生]
・17:30〜18:30
  <特別講演>認知症に対するリハビリを含む非薬物療法の考え方   [国立長寿医療研究センター 病院長 鳥羽 研二 先生]


関西臨床スポーツ医・科学研究会

主催責任者 田中康仁 [奈良県立医科大学整形外科]
日 時 2011年6月25日 9:00〜18:00
会 場 薬業年金会館
(大阪市中央区谷町6丁目5番4号)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 久光製薬株式会社
事務局 奈良県立医科大学整形外科
担当者:上松耕太
〒634-8522 奈良県橿原市四条町840
TEL:0744-22-3051  /FAX:0744-25-6449
演題・講演者 脊椎のスポーツ障害・発症のメカニズムと予防法
西良 浩一 先生 [ 日本リハビリテーション医学会臨床認定医 ]
野村 和教 先生 [ 日本リハビリテーション学会員 ]

抄録:
体幹筋力の増強や柔軟性の獲得は、一般論としてもスポーツ障害の予防には必要なことである。競技種目特性を考慮したトレーニングなども有効ではあるが、腰椎終板障害や椎間板ヘルニアの予防に特異的なものはない。患者がスポーツ選手の場合の治療は、単に症状をとるだけでは不十分である。競技レベルを落とさずに、早期に競技復帰出来る治療法を選択することが重要となる。当院は脊椎内視鏡手術による治療を得意とし、運動選手を対象とした超早期リハビリテーション・プログラムの症例経験も多い。これらの症例を供覧しながら、主に臨床的な観点から腰椎におけるスポーツ障害の発症と予防について概略を説明する。

生涯教育内容区分・大区分:必須領域
主分類区分:【6】脊髄障害


第14回奈良スポーツ医学研究会

主催責任者 田中 康仁 [奈良県立医科大学整形外科]
日 時 2011年7月30日 14:30〜18:30
会 場 奈良県文化会館
(奈良県奈良市登大路町6-2)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 久光製薬・大正富山医薬品
事務局 奈良県立医科大学整形外科
担当者:田中 康仁
〒634-8522 奈良県橿原市四条町840
TEL:0744-22-3051  /FAX:0744-29-4902
演題・講演者 スポーツ選手の腰椎分離症
清水 克時 先生 [ 岐阜大学大学院 医学系研究科 整形外科学 教授]

抄録:
腰椎分離症は腰椎の関節突起間部に骨欠損のある状態で、第5腰椎に多い。遺伝的素因と、成長期のスポーツによる疲労骨折が原因でおこる。治療には保存治療と手術があるが、痛いだけの疾患なので、治療法の選択は任意である。岐阜大学ではスポーツ選手の腰椎分離症に対し、積極的に手術を行っている。手術から競技復帰まで1年の期間が必要なので、選手生活のなかでこれだけの時間がとれることが条件になるが、腰椎分離症に悩むスポーツ選手にとって、有効な治療選択肢である。本講演では、術後のリハビリテーションについても紹介する。

生涯教育内容区分・大区分:必須領域
主分類区分:【7】骨関節疾患
資格:リハ科専門医以外(大学の講師(非常勤含)以上)


第26回リハ工学カンファレンス

主催責任者 上好 昭孝  [大阪河アリハビリテーション大学 学長 ]
日 時 2011年8月25日 18:00〜19:30
会 場 大阪市中央公会堂
(〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島1丁目1-27)
会 費 2,000円
事務局 〒597-0104 大阪府貝塚市水間158 大阪河アリハビリテーション大学 内
担当者:上好 昭孝
http://www.resja.gr.jp/conf-26/
TEL:072-446-6700 / FAX:072-446-6767
Email:conf-26@resja.gr.jp
備考

その他連絡先
実務担当者:古井透 [ 大阪河アリハビリテーション大学 ]
〒597-0104 大阪府貝塚市水間158
TEL:072-446-6700
演題・講演者 リハビリテーションにおける運動と工学の必要性
田島文博先生 [ 和歌山県立医科大学リハビリテーション医学部 兼
和歌山県立医科大学スポーツ・温泉医学研究所所長 兼
和歌山県立医科大学みらい医療センターげんき開発研究所所長]

抄録:
過去の宇宙飛行士は無重力下に長期間居ることで筋肉と骨が弱くなりリハビリが必要だった。障害の有無に関わらず、リハビリに加えて積極的な運動を日常的に行わないと人間は弱くなる。障害者の運動には福祉機器が必要で工学の支援が不可欠である。現在の宇宙飛行士は宇宙滞在時、機器を用いた合理的な運動で身体機能を維持する。リハビリの手法と同様、福祉機器の使用も使い方を間違うと危険で、正しい理解がもとめられる。

生涯教育内容区分・大区分 トピックス
主分類区分:【1】総論
副分類区分:【1】総論


北摂関節外科研究会

主催責任者・所属 中島 幹雄 [大阪医科大学整形外科学教室]
日 時 2011年8月27日 17:00〜18:00
会 場 大阪医科大学 歴史資料館講堂
(〒569-0801 大阪府高槻市大学町2-7)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 科研製薬株式会社
事務局 〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7 大阪医科大学整形外科学教室
担当者:中島 幹雄
TEL:072-683-1221 FAX:072-683-8553
演題・講演者 関節の再生医療 -その最先端と未来像-
中村 憲正 先生[大阪保健医療大学 保健医療学部 教授]

抄録:
関節には軟骨、靭帯など運動に欠かせない構成体がある。スポーツや外傷で損傷を受けた場合にこれらを適切に再生するためには、その特性、リハビリテーションを含めた再生医療の治療の現状について熟知しておく必要がある。講演では現在の最先端治療と未来像について述べる。

生涯教育内容区分・大区分: 関連領域
主分類区分:【7】骨関節疾患
副分類区分:【3】治療・介入
時間: 60分
資格:リハ科専門医以外(大学の講師(非常勤含)以上)


大阪臨床整形外科医会(第233回研修会)

主催責任者・所属 栗本 一孝 [医療法人 誠仁会 栗本整形外科]
日 時 2011年8月27日 16:00〜18:40
会 場 ウェスティンホテル大阪
(大阪府大阪市北区大淀中1-1-20)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 旭化成ファーマ株式会社
事務局 〒〒563-0047 大阪府池田市室町2-1 堀口整形外科医院
担当者:堀口 泰輔
TEL:072-752-1420 FAX:072-752-1465
演題・講演者 日常診療における骨粗鬆症の治療法の検証 〜スポーツとリハビリの効果も含めて〜
石田 洋一郎 先生[山口コ・メディカル学院 所長]

抄録:
骨粗鬆症治療ガイドラインの改訂に先立ち骨粗鬆症の診断と最新治療について概説する。治療の新しい知見としてBISの鎮痛効果、非椎体骨折についてBIS、PTHおよびデノスマブをのべる。これらの治療において臨床上注意すべき副作用として、特に顎関節壊死について説明する。最後に骨粗鬆症患者の日常生活および軽度運動によって起こる障害を解説し、そのリハビリテーションの要点を解説する。

生涯教育内容区分・大区分: 関連領域
主分類区分:【7】骨関節疾患


大阪医科大学整形外科学教室同門会教育研修会

主催責任者・所属 栗本 一孝 [医療法人 誠仁会 栗本整形外科]
日 時 2011年9月10日 17:30〜18:30
会 場 ホテルグランヴィア大阪
(大阪府大阪市北区梅田3丁目1-1)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 大阪医科大学整形外科学教室 同門会
エーザイ株式会社
事務局 〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7 大阪医科大学
担当者:中島 幹雄
TEL:072-683-1221 FAX:072-683-8553
演題・講演者 上肢スポーツ障害のトピックス
高原 政利 先生[泉整形外科病院 副院長]

抄録:
肢のスポーツ外傷は日常良く遭遇する外傷であり、速やかな診断、治療と効率的なリハビリテーションが早期復帰の重要なポイントである。講演では、肩、肘、手関節におけるスポーツ障害全般についてトピックスを中心に述べる。

生涯教育内容区分・大区分: 関連領域
主分類区分:【7】骨関節疾患
副分類区分:【7】骨関節疾患


第19回大阪関節疾患学術講演会

日 時 2011年9月15日 18:00〜20:10
会 場 ホテルグランヴィア大阪
(大阪府大阪市北区梅田3-1-1)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 大阪関節疾患研究会 / 科研製薬株式会社
事務局 関西医科大学整形外科学
担当者:飯田 寛和
〒573-1191 大阪府枚方市新町2-3-1
TEL:072-804-0101  /FAX:072-804-2064
演題・講演者 変形性膝関節症の治療戦略
内尾 裕司 先生 [ 島根大学医学部教授(整形外科学講座) ]

抄録:
平成23年2月現在、老年人口は総人口の23%を占め高齢化率が21%を超え、超高齢社会が現実のものとなっている。団塊の世代が老年人口に入り、やがてその二世代目が老年人口に入っていく2053年には高齢化率は40%を超えるという。長寿高齢化社会では加齢変化を基盤とした変性疾患は急速に増加する。なかでも変形膝関節症(膝OA)の罹患患者数は今後さらに多くなると考えられ、2030年には有症状患者数は1000万人を超えると推定される。本症は、患者個人の生活にも影響を与えるばかりか、社会的影響も大きく、その病態解明と治療ならびに予防は超高齢社会・日本の喫緊の課題の一つと考える。

常に荷重ストレスや剪断力が負荷される膝関節では、次第に関節軟骨の退行性変性が生じ、関節軟骨の崩壊に骨の増殖性変化・二次性滑膜炎が加わり、膝OAが招来されることになる。本症の存在は有史以来認識されていたのにも拘わらず、その病態が明らかになってきたのは20世紀になってからである。関節軟骨はその生物学的・生体力学的特性ゆえに低摩擦と弾性および耐久性が獲得されているものの、逆にこのことが本症に対する治療の困難性にも関係している。また、膝関節の構造特性やアライメントや動作、軟骨以外の関節構成体の変性変化などが病態を修飾し、治療を困難にしている。

膝OAの治療の目的は、疼痛の軽減と関節機能の維持または改善によって患者の日常生活動作の拡大と生活の質の向上を図ることにある。膝OAでの疼痛の強度はX線像の重症度と必ずしも相関せず、患者の心理的要素に影響されることが知られている。このことは整形外科医が膝OAを患う人間(患者)に対峙する必要性を示している。保存治療は本症における治療の基本であって、患者教育、運動療法、装具療法や薬物療法(NSAIDsやヒアルロン酸関節注射)を適切に選択しなければならない。近年、生物学的・生体力学的基礎研究や多くの無作為比較試験による臨床研究によって、これらの保存治療法の有効性や限界が明らかになりつつある。一方、手術療法には関節鏡視下手術、高位脛骨骨切り術、および人工関節置換術などがあるが、これらもまたそれぞれに有効性や課題をもつ。人間的視点から治療戦略を考える際には、医学的根拠に基づいて個々の患者の病態と生活に即した適切な治療法を選択することが必要である。

現在、介護・福祉において関節疾患が原因で支援・介護サービスを必要とする人が57万人と推計される。また、膝OAが医療費や経済損失に及ぼす影響も少なくない。超高齢社会日本での本症の社会的重要性はさらに増すと考えられ、運動器の専門家である整形外科医として、これらの問題に対する社会への働きかけにも関心を向けなければならない。本講演では、病態としての疾患、疾患を患う人間(患者)、そして社会の3つの視点から、膝OAの治療戦略について述べる。

生涯教育内容区分・大区分:関連領域
主分類区分:【7】骨関節疾患


労災医療研修会

日 時 2011年10月5日 14:00〜16:00
会 場 大阪府医師会館
(大阪府大阪市天王寺区上本町2-1-22)
会 費 無料
共催・協賛・後援 大阪府医師会産業医部会
事務局 〒543-8935 大阪府大阪市天王寺区上本町2-1-22
大阪府医師会保険医療課
担当者:茂松 茂人
TEL:06-6763-7001
FAX:06-6764-0267
演題・講演者 東日本大震災について―今回の災害から学ぶこと―
冨岡 正雄 先生[ 愛仁会リハビリテーション病院リハビリテーション科 部長 ]

抄録:
私は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災に対して、3種類の立場で医療支援活動に参加した。最初にDMATの後方支援を地元神戸市にて行った。次に岩手県災害対策本部において全国から参加する救護班との連携に従事した。最後に岩手県大槌町にて大阪府医師会チームの調整を通じて地域の医療復興をサポートした。これら超急性期、急性期、亜急性期、復興期の活動を通じて、支援活動に必要なものや大切なことを提示し、次なる大災害の備えにできれば、と考えている。

生涯教育内容区分・大区分: 関連領域
主分類区分:【1】総論
副分類区分:【2】診断・評価
時間: 60分


OCOA後援研修会 骨粗鬆症フォーラム

主催責任者 緒方 芳容 [日本イーライリリー株式会社]
日 時 2011年11月19日 16:30〜19:20
会 場 ホテル阪神
(大阪府大阪市福島区福島5-6-16)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 大阪臨床整形外科医会
事務局 〒563-0047大阪府池田市室町2-1
堀口整形外科医院
担当者:堀口 泰輔
TEL:072-752-1420
FAX:072-752-1465
演題・講演者 高齢者における廃用症候群の実態と転倒予防
高田 信二郎 先生 [ 徳島大学リハビリテーション部 副部長・准教授 ]

抄録:
運動機能は、加齢とともに低下する。その結果、自信を喪失させ、引きこもりの誘因となる。運動量の減少や引きこもりは、運動機能のみならず、精神機能まで低下させる。それは、廃用症候群と呼ばれている。
  廃用症候群は、高齢者の転倒リスクを高める。脊椎圧迫骨折や大腿骨頸部骨折は、高齢者の余命を短縮させる。高齢者の生命の質を維持するためにも、廃用症候群の予防が肝要である。
私どもは、廃用症候群の予防体操として「阿波踊り体操-リハビリ編-」を開発し、その体操教室を開催した。その結果、この体操教室は、転倒に対する不安を軽減することができ、さらに引きこもり傾向が改善することがわかった。現在、さらに研究を発展させ、「阿波踊り体操-ロコモ編-」、「阿波踊り体操-寝たまま編-」、「阿波踊り体操-認知症編-」を開発し、高齢者の健康状態に応じた体操教室を開催している。講演では、その取り組みの概要を紹介する。

生涯教育内容区分・大区分: 関連領域
主分類区分:【12】その他の疾患


労災医療研修会

主催責任者 茂松 茂人 [大阪府医師会]
日 時 2012年1月27日 14:00〜16:00
会 場 大阪府医師会館
(大阪府大阪市天王寺区上本町2-1-22)
会 費 無料
共催・協賛・後援 大阪府医師会産業医部会
事務局 大阪府医師会保険医療課
〒543-8935 大阪府大阪市天王寺区上本町2-1-22
担当者:中野
TEL:06-6763-7001
FAX:06-6764-0276
演題・講演者 労者にみられる末梢血管疾患
中村 隆 先生[ 大阪労災病院末梢血管外科 部長 ]

抄録:
食生活や生活習慣の欧米化にともない、動脈硬化性疾患は勤労者における一般的な疾患となり増加傾向にある。動脈硬化による脳梗塞、心筋梗塞はよく知られているが、下肢閉塞性動脈硬化症や腹部大動脈瘤といった末梢動脈疾患に対する認識はまだ十分とはいえない。さらに、下肢静脈瘤や深部静脈血栓症といった静脈疾患も日常よく遭遇する疾患である。これらの末梢血管疾患について概説したい。

生涯教育内容区分・大区分:関連領域
主分類区分:【11】呼吸・循環器疾患
時間 60分


第4回京都がんリハビリテーション研究会

主催責任者 長谷 斉 [京都府立医科大学附属病院リハビリテーション部 ]
日 時 2012年1月28日 15:00〜18:00
会 場 京都府立医科大学 臨床講義室
(京都府京都市上京区河原町広小路)
会 費 1,000円
事務局 京都府立医科大学リハビリテーション部
〒602-8566 京都府京都市上京区河原町広小路
担当者:長谷 斉
TEL:075−251-5582
FAX:075−251-5582
演題・講演者 緩和ケアでの運動療法の役割-当院の現状から-
田邉 豊 先生 [ 順天堂大学附属練馬病院麻酔科・ペインクリニック 准教授 ]

抄録:
がんリハビリテーションにおいて緩和医療は疼痛コントロール、精神的なバックアップが重要であるが、リハビリテーションには多くの課題がある。運動療法の役割につき当院で行ってきた経験からその有用性と限界について述べる。

生涯教育内容区分・大区分:必須領域
主分類区分:【12】その他の疾患
副分類区分:【12】その他の疾患
時間 45分


痛みと運動器リハビリテーションの会

主催責任者 佐浦 隆一 [大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室]
日 時 2012年2月4日 15:00〜19:10
会 場 ホテル日航大阪
(大阪府大阪市中央区心斎橋1-3-3)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 久光製薬株式会社
事務局 大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7
担当者:佐浦 隆一
TEL:072-684-7237
FAX:072-684-7238
演題・講演者 運動器疾患の疾病構造解明の試み;機能障害と能力低下・社会参加制約との関連
赤居 正美 先生 [ 国立障害者リハビリテーションセンター 院長 ]

抄録:
高齢運動器疾患患者の要介護化予防のため、リハビリテーションプログラムに参加している65歳以上の症例追跡データより、疼痛を代表とする機能障害が運動・生活機能に及ぼす影響について検討した。これら基本属性、運動器診察所見、日常生活機能、X-Pや骨密度、運動機能試験(開眼片脚起立時間、握力、下肢脚伸展力など)を指標にした運動器疾患の疾病構造解明に向けた解析手法を紹介し、介入対象の絞り込みに役立てたい。

生涯教育内容区分・大区分:必須領域
主分類区分:【7】骨関節疾患
副分類区分:【2】診断・評価
時間 60分


第1回骨粗鬆症・生活習慣病カンファレンス in HIRAKATA

主催責任者 佐浦 隆一 [大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室]
日 時 2012年3月10日 16:30〜18:00
会 場 ホテルニューオータニ大阪
(大阪府大阪市中央区城見1-4-1)
会 費 1,000円
共催・協賛・後援 小野薬品工業株式会社
事務局 大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7
担当者:佐浦 隆一
TEL:072-684-7237
FAX:072-684-7238
演題・講演者 メタボリックドミノと骨粗鬆症:リハビリテーションの役割
田中 一成 先生 [ 大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室 講師 ]

抄録:
メタボリックシンドロームの帰結である生活習慣病とロコモティブシンドロームの帰結である骨粗鬆症。近年これらは、それぞれに独立したものではなく相互に影響することが明らかになっている。メタボリックドミノ、すなわち生活の乱れがドミノ倒しのごとく連鎖式に様々な病態に発展するという概念には、骨粗鬆症も含まれる。ここでは生活習慣病と骨粗鬆症の相互関連性を紹介し、これらに対するリハ介入効果の科学的根拠に言及する。

生涯教育内容区分・大区分:必須領域
主分類区分:【3】治療・介入
副分類区分:【12】その他の疾患
時間 60分


▲このページのTOPへ戻る